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ピアース型LK解説

ピアース型ビルドの説明ですが、まず大前提として知っておいて頂きたいのは「ピアースビルドはボス狩り向け」ということ。

しかも、「どちらかというと高レベル帯のボス向け」であることです。

 

ピアースで大ダメージを出す仕組みについて説明していきます。

 

【ピアース】(lv10)

ダメージ倍率300%の攻撃を、敵サイズによって複数回ヒットさせる。

小型:1回(=300%)

中型:2回(=600%)

大型:3回(=900%)

 

見ての通り、対大型特化のスキルです。ということでピアースビルドの攻撃対象は基本的に大型ということになります。

 

ハルバード】(最大強化時)

ピアースの消費sp50%減、ピアースの大型モンスターへのダメージ+70%

かつ、薔薇姫のブレスレットとセットで物理防御無視+10%

 

ピアースのためだけに存在するような武器。ただでさえ大型キラーのピアースの威力をさらに伸ばします。ピアースビルドなら必須装備。

 

ここにミノタウロスカードなんかを挿せばさらに大型特化となります。

 

ただのピアースビルドならここまでで完成です。

ただし、ピアースビルドは対大型特化であって狩り向けではないのです。

何故かというと大型のモンスターは数が少なく、各狩場に1種いるかどうかレベルなので実用性が低いからです。

これならネイガンを担いでバッシュ狩りしたほうがよっぽどレベル上げは早いです。

 

では何故ピアースビルドが人気かというと、前述の通り「ボス狩りに適している」からです。

ボスは大型のモンスターが多いためピアースでの大ダメージが狙いやすいからです。

 

しかしちょっと待ってほしい・・・・果たしてそのピアースビルド、ボス狩りに必要ですか・・・?

 

ボス狩りをしたくてピアースビルドを目指している方に一度冷静になって考えてほしいのですが、そもそもとしてミニボスはファーストアタックさえとれれば、与ダメージに関係なくドロップは確定です。そしてMVPは昨今阿修羅がラストアタックをかっさらっていく事が多く、リポップ時間も長いためそうそう数は狩れません。

そう考えるとピアースビルド(対ボス特化)を作る必要性は低いということです。

 

ただなんとなく強いから作る!と考えている方はかなりの出費を要するのでまずはネイガン(バッシュビルド)を作ってください。ピアースビルドはそれからで十分です。

 

前置きが長くなりましたが、それでもピアースビルドを目指す方に説明を続けます。

 

ただのピアースビルドは前述の通りですが、ボス狩りとなるとさらに追加の装備が必要となってきます。

具体的には「防御無視」装備です。

モンスターには防御(Def)値が存在します。その辺の雑魚モンスターはさして気にする数値ではありませんが、高レベル体のボスモンスターは4桁Defのためとても硬いです。下手すると数千ダメージしか与えられません。そこで「防御無視」装備を揃え、「防御無視」100%を達成すると敵の高Defを貫通して大ダメージを与えられるというわけです。

 

この「防御無視」は単純に数値に比例してダメージが上がるわけではなく、無視値が高ければ高いほど効果も高くなります。細かい数字は省略しますが、無視値70%程度ではほとんどダメージは変わりません。逆に100%になると一気にダメージが上がります。

というわけで防御無視値は絶対的に100%に到達するようにしましょう。

 

《武器》

武器選択はハルバード一択です。

問題は刺すカードです。防御無視100%を目指すには特定のカードを冒険手帳に預けることで発動する「洞察」という効果が必須になります。洞察には2種類あります。

・デザートウルフカード:デザートウルフカードを手帳に預けると発動。対小型モンスターダメージ効果が51%以上の場合に物理防御無視+50%

ミノタウロスカード:ミノタウロスカードを手帳に預けると発動。対大型モンスターダメージ効果が51%以上の場合に物理防御無視+50%

物理防御無視の効果は同じで、発動条件が異なります。それぞれどのように発動させるか方法が異なるので説明します。

 

・デザートウルフカード(対小型ダメージ効果51%↑確保の方法)

 別記事に記載しましたが、騎士のルーンに騎兵修練ー多重効果Ⅰ・Ⅱがあります。これはどちらも効果は同じで、1箇所につき対小型モンスターダメージが5%増加します(騎兵修練5の場合)これが6箇所あるので合計30%になります。さらに武器にデザートウルフカードを挿すと対小型ダメージ+25%がつくので、合計55%となり効果が発動します。

ルーンの数は武器に挿すデザートウルフカードの枚数で調整可能です。カード1枚あたり25%なので、2枚で50%、ルーン1箇所のみで55%となり発動します。

ただデザートウルフカードは高額な上、武器のスロットも2にしなければならないので、ルーンで稼いだほうがよっぽど楽でしょう。

 

ミノタウロスカード(対大型ダメージ効果51%↑確保の方法)

こちらは単純で、もともと騎兵修練の効果に騎兵中対大型20%がついているのでそれに加算していく形になります。ルーンでは稼げないので純粋にミノタウロスカードでのみ稼ぐ形になります。武器1枚で対大型25%なので、1枚では45%にしか届きません。2枚挿して対大型70%で発動させましょう。こちらは武器スロットを開けることが必須なのでデザートウルフカードよりもお金がかかります。ただしミノタウロスカードの効果そのものがピアースの効果と合致するので高ダメージが期待できます。

 

s1ハルバード作成→デザートウルフカード2枚(1枚手帳、1枚武器挿し)確保→ハルバードs2化+ミノタウロスカード3枚確保とランクアップさせていくのが良いでしょう。

 

《防具》

防御無視100%をいかに確保するかを主眼に考えます。武器で50%確保していることを前提に考えます。

 

盾:薔薇姫のブレスレット(物理防御無視+25%、ハルバードとセットでさらに+10%)

鎧:ムナック★カード(物理防御無視+15%)

肩:昔の領主のマント(物理防御無視+15%)

足:特になし

アクセ:特になし

頭:マジェスティックゴート(物理防御無視+10%、精錬値10でさらに+10%)、ルドルフの角(STR200↑で物理防御無視5%)

顔:ぶっさしボルト(物理防御無視+5%)

口:大好きラブレター(物理防御無視+5%)※現状入手不可

背:特になし

尻尾:特になし

 

上記の中から好みで50%確保を目指しましょう。おすすめは薔薇姫のブレスレットと昔の領主のマントでの50%確保です。安いので簡単に用意できるでしょう。

 

《ステータス》

バッシュ型ビルドと同様、STR>VIT一択です。

 

《スキル》

<剣士>

(マグナムブレイク1(物理攻撃20%アップだが・・・持続はスキルレベルによらず10秒のみなので注意))

<騎士>

ピアース10

槍修練10

オーラブレイド10(防御無視ダメージ100アップ)

ライディング+騎兵修練5(対大型ダメージ20%アップ)

<LK>

コンセントレイション5(物理攻撃20%アップ)

ロードオーラ10(物理ダメージ30%アップ)

ヘッドクラッシュ10(物理攻撃100アップ)

正義の裁定5(VIT5毎物理攻撃5アップ)

 

あとはお好みで。

 

限界突破後は最優先でピアースを10から20へ。バッシュと異なりピアースは伸び率が良いので目に見えてダメージが上がります。残り10はダメージ優先で槍修練20でも他のスキルでもお好みで。

 

《ルーン》

槍向けのダメージアップルーンは現状ほとんどない。ダメージアップ目的よりもボス狩り向けの視点でルーンを選ぶと良いだろう

ダメージアップ系

・オーラブレイドー強化 (オーラブレイド1レベルごと、物理攻撃5アップ)×3箇所

・槍修練Ⅰ (物理攻撃+8)×3箇所

ボス狩り向け

・物理防御無視 (物理防御無視1%)×5箇所 ミノ・デザウルを使うなら必要なし

・プロボック警戒 (攻撃アップペナルティ5%)×5箇所 4つとれば相殺。ボス相手に一方的に防御低下効果を与えられる

・コンセントレイションー警戒 (防御低下ペナルティ7%減)×5箇所 すべてとると40−35の5%低下までに抑えられる

その他

・騎兵修練ー多重効果Ⅰ・Ⅱ(対小型ダメージ+5%)×6箇所 防御無視+50%の洞察発動目的なら、ミノカード使用の場合不要。しかし小型ボスもいるのであれば役立つだろう。ピアース型では微妙だが・・・

 

 

以上、ピアース型の解説でした。何度も言っている通り、ピアース一択で育て上げるのは狩場が無い問題もありかなりキツイです。高レベルボス狩り目的であれば装備もかなり揃えなければなりません。結局の所、ガチガチに装備が揃わない限りピアース型にする意味はほぼ無いということです。次に書く記事はスイッチ型ですが、そちらのほうが出来ることは多いのでオススメです。

 

最後にあえてスパイラルピアースについて触れなかった理由を書いておきますが、あのスキルは威力だけなら強力ですが、クールタイムのせいで連射が効かず現状では狩りでもボスでも使い道が無いためです。有用な使い道がある場合是非教えてください。